🌿 協働プラザすずマルの手引き
第1章 理念とビジョン
🌸 すずマルのあり方
私たちは、情報を届けることと同じくらい、
その情報がどんな空気をまとっているかを大切にします。
伝えることは、つながること。
つながることは、響き合うこと。
協働プラザすずマルは、地域の人と人、想いと想いが出会い、
やさしく響き合う場所として、ここにその在り方を定めます。
第2章 会則(草案)
第1条(名称)
本会は、「鈴鹿市市民協働プラザ すすマル」(以下「本プラザ」という)と称する。
第2条(目的)
本プラザは、鈴鹿市に暮らすすべての人々が、活動していても、していなくても、ふらっと立ち寄れる「まちの木陰」のような場所として、市民活動やボランティア活動を支え、地域にやさしい“響き”を育てることを目的とする。
専門家ではなく、生活者としての視点を持ったスタッフが、市民の声に寄り添いながら、偶然の出会いや静かな気づきを大切にし、誰もが安心して「まちの担い手」になれるような関係性を育む。
第3条(事業)
- 市民活動・ボランティア活動に関する相談・情報提供
- 団体間および関係機関との連携・マッチング支援
- 活動に必要な人材・資源の紹介および育成
- 講座・研修・交流イベントの企画・実施
- 広報誌・ウェブサイト等による情報発信
- その他、目的達成に必要な事業
第4条(運営体制)
- 本プラザは、鈴鹿市の委託を受けた運営団体が管理・運営を行う。
- 運営団体は、地域の多様な主体と連携し、開かれた運営を行う。
- 必要に応じて、運営協議会を設置し、運営方針や事業計画について協議する。
- 協議会は、利用者・市民・団体・行政など多様な立場のメンバーで構成され、対話を重視する。
第5条(利用対象)
鈴鹿市内で市民活動・ボランティア活動を行う個人・団体・企業・教育機関・行政機関等、地域の公益的活動に関わるすべての主体が利用できる。
第6条(利用時間・休館日)
- 開館時間および休館日は、別に定める運営要領による。
- 特別な事情がある場合、臨時に開館・休館することがある。
第7条(会計)
- 本プラザの運営に要する経費は、鈴鹿市からの委託費、寄付金、その他の収入をもって充てる。
- 会計年度は、毎年1月1日に始まり、年内12月31日に終わる。
第8条(施行日)
この会則は、令和○年○月○日から施行する。
第3章 ボランティアマッチングの流れ(今後の取り組み予定)
① 情報収集・登録
• ボランティアを「したい人」と「してほしい団体・施設」双方の情報を集める。
• 登録フォームや窓口で、興味・スキル・希望時間帯などをヒアリング。
② 情報発信
• LINE公式アカウントでボランティア募集情報を随時配信。
• 情報誌「協働プラザ通信」を発行し、図書館や施設に設置。
• ブログページにも募集情報を掲載。
③ マッチング
• 希望に応じて個別マッチングを実施。
例:「子どもと関わりたい」→外国ルーツの子どもへの学習支援
「自然の中で活動したい」→里山保全のボランティア
• 事務局が仲介し、団体と調整。
④ 体験・見学の機会づくり
• 「ボランティアマッチングDAY」などのイベントを開催。
• 団体と直接話せるブース形式。
• 初心者向けのミニ講座や体験会も併設。
⑤ 継続支援
• 活動後の感想や課題をヒアリング。
• 継続参加や新たなマッチングへの橋渡し。
第4章 場づくりの実践と工夫
出会いと憩いの手引き 〜すずマルの場づくり〜
まつりでも、フォーラムでも、全体会でも。小さな集まりから、まちの木陰を育てるために。
すずマルは、まちの中に小さな“木陰”をつくるように、人と人が出会い、語り合い、憩える場を育てていきます。
この手引きは、すずマルの「場づくりの姿勢」と「実践のかたち」をまとめたものです。
たとえ小さな集まりでも、すずマルは“出会いと憩い”を大切にします。
対話を中心にすえた場づくり
すずマルは、どんなフォーラムでも「ワールドカフェ方式」を取り入れます。
正解を出す場ではなく、問いを深める場。
立場や肩書きを越えて、生活者として語り合える時間をつくるためです。
基本の流れ
- アイスブレイク:緊張をほぐし、距離を縮める
- 少人数対話:ポストイットで気づきを可視化しながら語る
- シャッフル交流:グループを入れ替え、他の視点と出会う
- ふりかえり:「今日のひとこと」を書いて共有する
この流れの中で、数字では測れない「気づき」や「響き」が生まれていきます。
まつりも、みんなでつくる
すずマルは、まつりを“主催する”のではなく、市民・団体・企業・行政と一体となって実行委員会をつくり、みんなで考えながら、まちの空気を編んでいきたいと願っています。
- 実行委員会:役割分担より「一緒に考える場」を大切に
- 企画づくり:最初の一歩はワールドカフェから
- 参加設計:展示・体験・対話を組み合わせる
- 声の可視化:来場者の声を記録し、まちに返す仕組み
まつりは、市民の憩いの場所であり、出会いの場所。そして、問いを共有する場でもあります。
小さな場でも、すずマルらしく
まつりに限らず、どんな小さな集まりでも、すずマルは「出会いと憩いの場づくり」をめざします。
- 点字にふれる時間:見える世界に“見えない言葉”をそっと添える
- 折り紙カエルの展示:世代や文化を越える参加型の余白
- まちへの願いカード:生活者の声をやさしく可視化
- 家族のふれあい:子どもと保護者が共に手を動かす時間
- 多文化の交流:国や言葉を越えた出会いの芽を育てる
情報を届けるだけでなく、その情報がどんな空気をまとっているかを大切にする——
それが、すずマルの場づくりです。
第5章 展示の工夫
📄 紙の声 × 運営のまなざし——展示方法
協働プラザすずマルの掲示棚に、今日も新しいチラシが届く。
それは、ただの紙ではない。
誰かの願い、誰かの活動、誰かの「伝えたい」が詰まった、声のかけらだ。
🧭 展示は「置く」ことではなく、「迎える」こと
運営側として掲示棚に向き合うようになって、
私は「展示する」という言葉の奥にある、まなざしの角度に気づきました。
チラシをただ並べるだけでは、情報は届かない。
むしろ、どう見せるかによって、声の届き方がまるで変わるのです。
🎨 工夫1:色で分ける、声の居場所をつくる
掲示棚を「健康」「子育て」「文化」などのテーマで色分けしました。
すると、訪れた人の視線が自然に流れ、
「自分に関係ある情報」を見つけやすくなったのです。
色は、声の地図になる。
どこに何があるかがわかると、人は安心して立ち止まれる。
🧷 工夫2:落ちない展示、倒れない紙
右側の展示は、見た目はきれいでも、チラシが倒れてしまう。
そこで、以下の工夫を加えました:
- チラシの背面に厚紙を貼って補強
- 棚に透明な仕切りを設置
- 棚の角度を少し後ろに傾けて安定性を確保
- 下段に受け皿を設けて、落ちても拾いやすく
紙が落ちないということは、声が途中で消えないということ。
💡 工夫3:サイネージで「全体を見せる」
掲示棚の全体像をデジタルサイネージでスライド表示するようにしました。
そこに「このチラシは、すぐそこのラックにあります」と一言添えるだけで、
手に取る人が増えたのです。
紙は紙のままでいい。
でも、光で補えば、声はもっと遠くまで届く。
🪞 運営のまなざしとして残しておきたいこと
掲示棚は、ただの情報スペースではありません。
地域の声を受け止め、整え、届けるための“関係性の場”です。
運営者としてできることは、
「どう並べるか」ではなく、
「どう迎えるか」「どう応えるか」を考え続けること。
この記録は、未来の運営者への手紙です。
すずマルが、紙の声の交差点であり続けるために——
今日も、棚を整えます。
📌 展示チェックリスト(運営用メモ)
- [ ] チラシの分類は明確か(色・テーマ)
- [ ] 棚の高さと目線は合っているか
- [ ] チラシが倒れたり落ちたりしていないか
- [ ] サイネージの表示内容は更新されているか
- [ ] 「チラシはここにあります」の誘導文があるか

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